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Claude Codeでクリック率0.8%の記事を検索意図から直す

·8 min read
SEOSearch ConsoleClaude Codeブログ運営

別で運営している物販ブログに、アディダスのグランドコート ミュールというサンダルのレビュー記事がある。Search Console を見ると、この記事は検索語によってクリック率がまるで違っていた。

検索語平均順位表示クリック
adidas grand court mule サイズ感1.98325
adidas グランドコートミュール サイズ感2.524223
グランドコートミュール6.43671
グランドコート ミュール6.64594
adidas グランドコートミュール8.96275

(直近28日)

「サイズ感」が付くと2位前後で、10〜30%押されている。商品名だけだと8〜9位で、627回出て5回しか押されていない。表示回数はこちらのほうが多いので、もったいない。Claude Code にはこれだけ頼んだ。

adidas グランドコートミュール で検索した時クリックされるようにしたい

Claude が最初に開いたのは検索結果の画面

順位が8.9位なので「もっと上に上げよう」と考えそうなところだが、Claude はまず Google の検索結果を開いて、ページのテキストを読んでいた。アプリ内蔵のブラウザで、こういう URL を開いている。

https://www.google.com/search?q=adidas+グランドコートミュール&hl=ja&gl=jp&num=20

そこで分かったことは3つあった。

一方、記事の検索用タイトルは「〜のサイズ感|パンプス24.5cmで25cm、UGGは8。1万円以下のムートン風」だった。サイズで迷っている人にはちょうどいいが、商品名だけで調べる人は、まだ買うかどうかを決めていない。その人が知りたいのは、履いた人の感想と、どこで何色が買えるかだ。検索結果の並びを見ると、この記事は販売ページの間に挟まった「サイズの話」にしか見えていなかった。

在庫の記述が古かった

「どこで買えるか」に答えるには、いまの在庫が要る。記事の在庫の話は10月16日で止まっていた。

Claude は楽天の商品ページを curl で取って、ページに埋め込まれた JSON からサイズごとの在庫数を読んだ。楽天のページは HTTP/2 だと何も言わずに失敗することがあるので、--http1.1 を付けている。

curl -sL --http1.1 --max-time 40 "https://item.rakuten.co.jp/<店舗>/<商品>/" -o page.html

結果は、アディダス公式の楽天店が22.0〜26.5cmまで売り切れで、残りは27cm以上だけ。ABC-MART の楽天店はグレー、ベージュ、白の3色とも22.5〜25.5cmが残っていた。商品名で検索した人が公式のページへ行くと、ほとんどのサイズが買えない状態だったことになる。

楽天ファッションのページは取得がタイムアウトし、アディダス公式サイトもブラウザで読み込めなかった。Claude はここで粘らずに、見ていない店は記事に書かず、作業の記録に「確かめていない」と残していた。

直したところ

場所変更
検索用タイトル「〜の口コミとサイズ感|24.5cmの私は25cm。11月に買える店と3色の在庫」
検索用の説明文口コミの要点(25cmを選んだ、本革スエードにボア、リアルムートンではない)を先に置き、11月3日の在庫を入れた
本文「11月3日追記」の節を足し、店と色とサイズの在庫表を入れた
よくある質問「どこで買えますか?」「何色ありますか?」「口コミを一言でいうと?」「どんなコーデに合いますか?」の4問を足した

よくある質問は、検索結果の「関連する質問」と「他の人はこちらも検索」をそのまま問いにしている。

タイトルからは「サイズ感」を消していない。2位前後で押されている語なので、ここを落とすといま取れているクリックまで減る。口コミと在庫を足して、サイズ感は残す形にしてもらった。

7日後に見直す

この直しが効いたかどうかは、まだ分からない。Claude は改善の記録を JSON に1件足していて、次に見る日を決めている。

{
  "keyword": "adidas グランドコートミュール",
  "status": "observing",
  "nextReviewDate": "2026-11-10",
  "actions": [{
    "date": "2026-11-03",
    "rankAtAction": 8.9,
    "impressionsAtAction": 627,
    "gap": "タイトルはサイズ感だけを打ち出していて口コミ記事に見えず、在庫の記述は10/16で止まっていた",
    "notDone": "アディダス公式サイトの在庫は未確認。楽天ファッションはタイムアウト"
  }]
}

notDone に確かめられなかったことを残しておくと、7日後に数字が動かなかったとき、どこを疑えばいいかがすぐ分かる。

やってみて

同じ記事でも、検索語ごとに来る人が違う。クリック率が10倍以上違う語が並んでいたら、順位を上げる前に、押されていない語の検索結果を自分の目で見たほうがいい。今回は、記事が販売ページの間でどう見えているかを Claude が画面から読んでくれたので、直す場所がタイトルと在庫だとすぐに決まった。

自分がやったのは、Search Console の表を見て1行頼んだことと、出てきたプルリクエストを読んで「マージ デプロイ」と返したことだけだった。11月10日の数字は、また追記する。